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褒めすぎは成長を阻害する

皆さんは自分の子供、あるいは教えてる子供に対し褒めて伸ばすか・叱って伸ばすか。

迷った事はありませんか?

その性格にもよりますが褒めて褒めておだてると調子に乗って頑張れる人
反対に
叱られてことで反骨精神むき出しで頑張れる人。色々だと思います


良く子供は叱ってはいけないという教育がありますが

私は完全にとは言いませんが反対派です

体罰もある程度は必要なのではないかと考える人間です


人の痛みは自分が味わったことが無いとわかりません

それは怒られて嫌な思いをしたり、叩かれて痛みを知ったり

本当はそんな経験をしないでもわかる人間であることが理想ですが

人は成長段階で経験したことを脳にインプットして成長していきます

幼いころからこういう痛みをインプットされた子供は、決して人を傷つけようとは考えないでしょう

しかしこの心の痛みが大きすぎると避けて通りたいトラウマとなり

消極的にもなってしまいます

もっと深く心に刻まれてしまうと反対に人を傷つける人間になってしまいます


ではその限度は?


叱るという概念を褒めないという概念で考えてください

勿論褒めます。しかしこの褒めるときは本当に結果が良かった時だけ

後は褒めるのではなくその失敗に対し

次の失敗を生まないように話し合うのです。そして考えさせる


結果が本当に良かった時は思いっきり褒めましょう


私の息子のお話しですが・・・・・結果は惨敗でした

14対3

何とも情けない。

相手チームは地域最強チームでホボ無敗のチームで

少しではあるが負けても仕方ないという雰囲気がありました


そんな中で息子が掲げた目標は二つ

1.勝つ
2.自分が点を入れる

この二つでした

この内の一つは目標を達成

点を決めてくれました

いつもは引っ込み思案の息子が冬の秘密の特訓のおかげで気持が強くなり

積極的に攻撃に参加し点を決めることに成功


私は本当は自分で決めた目標を見事達成してくれた息子を

抱きしめたい気持ちで一杯でした

しかしここは我慢です

本当の目標はサッカーをやっている限りチームの結果です

点を入れても負けては仕方ありません

息子には申し訳ないがここは褒めることなく

次はどうすればよいかを考えさせました

大きな課題を乗り越えたことは確かです

しかし本来の目標は達成できていません

ここで褒めてしまうと

結果がどうあれ頑張ってやったという事だけに満足してしまうからです


物事は頑張っても結果が伴わないとやる意味は半減します

意味はないとは言いません

しかし
こういった試合に参加するという事は勝たなければ意味をなさないのです


年末解散したSMAPの歌に「世界に一つだけの花

途中を見てみたいと思います

NO.1にならなくてもいい

もともと特別なOnly one


花屋の店先に並んだ

いろんな花を見ていた

ひとそれぞれ好みはあるけど

どれもみんなきれいだね

この中で誰が一番だなんて

争う事もしないで

バケツの中誇らしげに

しゃんと胸を張っている


それなのに僕ら人間は

どうしてこうも比べたがる?

一人一人違うのにその中で

一番になりたがる?


そうさ 僕らは

世界に一つだけの花

一人一人違う種を持つ

その花を咲かさせることだけに

一生懸命になればいい


いい歌ですがこの歌があまり好きではありません


勘違いをしてしまう人がたくさんいると思うからです


人間は勿論人それぞれ

みんなと違うに決まっています


それでイイじゃないか!

思って欲しくないのです


みんなと違うならその個性を生かして

それぞれがさらに成長するように


ナンバーワンを目指すべきだあると考えます


それぞれ個人で良い所は沢山あり

私は頑張ったからこれでいいんだ


何て考えてほしくない


何故ならもっと先に行ける可能性は年齢、性別問わず

無限にあるのですから


同じような境遇で競い合って切磋琢磨しお互い成長しあえることの方が多いはず。


歌を否定するわけでなく

歌詞の言葉通り意味をとらないでほしいという事です


以前、蓮舫議員が国会で

「一番じゃないとダメなんですか?二番じゃダメなんですか?」

何て事を言っておりました


多分一番になりたくて始めた事ではないと思います

成功させるにはたくさんのお金がかかる事も事実

しかしもう少しで誰よりも良いものが出来そうなところで

そこで十分。もう終わり


では、次のステップはもうありません。


簡単に述べると二番より一番の方がイイに決まっているという事。

少し脱線しましたが

子供は正直、頑張っても結果が良くなければ納得はしていないでしょう

悔しいと心の中で思っているはずです

そこで大人が良かった部分をあげて褒めてしまうと

そこだけが記憶の中に強調され

悔しく次に頑張ると思う力を消し去ってしまいます

私は壁があったら乗り越える力を子供たちに付けてもらいたい

高い壁を見て

自分にはこれは無理だと、やる前から思って

壁の低い所を探す子供たちになって欲しくないのです

そういった事は生きている以上これからたくさんあるでしょう

そこを乗り切る力を子供の頃から意識して大人になった時その壁を見て

楽しさを覚えるくらいになって欲しいのです

その為には厳しさが大事なのです

優しさの中に厳しさはありません

そこは聞いた本人が判断する場所

厳しさの中の優しさは誰もが感じ励になる事でしょう

と言いつつも心理学的にいうと

ピグマリオン効果と言うモノがありまして

これは

今までの話の続きで説明しますと

みんなの中で良かった事を褒められた子は

次も良くなるという効果です

実際、実験でも実証されています

しかしそこで褒められなかった子供が

その褒められた子供に近づこうとする力はそれ以上です

それがONLY ONEでありNUMBER ONE
なのですから